2020/03/02 19:31

新型コロナウィルスの影響は甚大で、どこの業界からも悲鳴が聞こえてきます。

ただでさえ消費の落ち込みで対応を余儀なくされているにもかかわらず、かぶせるように突然の休校で生活が急変したりで心に余裕がありません。

以前は平気だったのに、同じ車両で咳の音が聞こえるだけでイライラしたり、人の行動に必要以上に過敏になっています。自分の心がどんどん狭くなるようで、直視するとかなりいやになります。

でも、明けない夜はありません。トンネルを抜ければ青い空が待っています。

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以前、手描きのしおりをたくさん買ってくれた方がおられて、プレゼントですか、と尋ねたら、仕事で海外に行くので、お土産にします。とお答えになりました。

後日報告に来てくださり、先方の外国の方々は狂喜してくださって、もっと持っていけばよかったと後悔しています。とおっしゃってくださいました。

日本の手仕事に対する尊敬を感じたということで、大変嬉しく思いました。

今回の騒動でキャンセルしたのですが、店主は香港旅行を画策していました。向こうに友人がいてデモのことでとても頑張っていたので、美味しいお酒を持って行ってあげようと思っていたのです。そのときにこのしおりも持って行こうと、増産してもらったところ、渡航を諦める事態となりました。

いつか必ず収束します。どのくらいかかるかはわかりません。日本が感染症まみれだと思われているせいでわたしも個人的にひとつ職を失って、夜になると不安で泣きたくなります。

でも、近いうちにこのしおりを持って行った先で、日本や京都のことについて話ができるのだと思うと、元気に頑張らなくっちゃ。と思います。

その日はそんなに遠くないんだし!

みなさんもなにか元気の出る「象徴」を見つけて、ワクワクしながら乗り切ってください。

※次回からは楽しいことを書きます。